CtoC向けスニーカー取引アプリ「キクシー」が登場、ブロックチェーンを活用した独自のタグで正規品証明
シティーデジタル(City Digital Inc.)が、ブロックチェーンを活用したスニーカー取引アプリ「キクシー(KCKC)」を発表した。6月28日の今日からiOSでβ版アプリケーションをダウンロードすることができる。
キクシーは取引価格の乱高下の激しいスニーカーの二次流通市場において、本物を適切な市場価格で取引できるコミュニティー創出を目的に開発。ユーザー間の売買取引成立後は正規品であることを証明するために、商品だけではなく箱やタグ、紐といった付属品と、非破壊方式検査による様々なポイントから真贋鑑定を行う。取得した出品情報はブロックチェーンネットワークに関連付けし、電波を用いてRFタグのデータを非接触で読み書きする「RFID」のタグに情報を書き込んだ後、商品に取り付け買い手に発送することで正規品の証明要素を高めた。同サービスで使われるRFIDタグはハヤト・インフォメーション社と共同で特許出願中だという。
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シティーデジタルの杉野寛樹代表取締役CEOは「我々は最新のテクノロジーを駆使してスニーカー市場の課題を解決する事を目指し、サービスの立ち上げに至りました。ブロックチェーンを活用したタグは、事前に限定案内したコアユーザーから既にポジティブなフィードバックを得ており、今後のサービス拡大に向け手応えを感じております」とコメントしている。